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2017年2月20~22日 日奈久、水上の旅

2月20日(月)
朝から悪天候、全国的には春一番の予測の中、だらだらと熊本方面に向かう。結局福岡県を離れたのは午後2時過ぎ。鳥栖IC→みやま柳川IC→大牟田→松橋IC→日奈久IC、午後5時前に宿に到着。
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半露天風呂付きの部屋なので温泉三昧、とろみのある無色透明のお湯は違和感なく、温度もぬるめで長湯ができた。暖房なしでも部屋は暖かく一時冷房を入れ湯上りに涼んだ、夕食は部屋食。
 600年も歴史のある温泉だそうであるが、現在は震災の影響もあり観光色はあまり見られない。多分震災後に更地にしたと思われる空地も目立ち、再出発の準備中状態だ。まだ営業再開ができていな宿泊施設も多々あり。変化を楽しみにまた日奈久温泉に漬かりに来よう... そう思った。

2月21日(火)
 早朝、昨日の悪天候から晴天を予感して空を見上げたが、どんよりした曇り空の朝でした。よって、朝の散歩と撮影はやめて温泉三昧。美しい海を眺めたい... と思い海沿いに南下。南九州西回り自動車道は無料なので快適ドライブ、芦北ICで降りて佐敷城跡に立ち寄る。
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 いろいろな人がこの城を作っていたようであるが、最終は加藤清正によって築き上げられた城、肥後と薩摩の境にあり、陸路の要だった様である。城跡からは四方が見渡せ眺めが良い。1592年(文禄元年)6月、加藤重次が秀吉の朝鮮出兵に従軍している隙に島津の家臣に攻め込まれた様であるが、留守番役によって奪還されている。関ヶ原の戦いでも島津から包囲されていたが守り抜いたそうだ。、しかしながら1615年に一国一城令が布告され、佐敷城は廃城となった。島原の乱以降に本部から城の壊し方がぬるいと指摘され、さらに破壊したらしい。
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 海の上に立つ松崎小学校によって見た。すでに廃校となっていたが庭はきれいに整備されていた。
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球磨川をさかのぼり、人吉、あさぎり、多良木、湯前、水上町へ
人吉からは広い平野が見渡せ、のどかな風景が広がっている。水上町に向かうと市房山がどんどん迫ってくる。九州らしく1700m級の山でも雪は見えない。市房ダム湖周辺は桜の名所らしく10,000本の桜並木をPRしていた。
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市房神社の手前まで車で登れる。平野部は14℃でぽかぽか陽気であったが、神社手前は7℃程度と寒さを感じた。今夜の宿は民宿。なんだか田舎に帰ったような感じで、座敷に通された。お風呂は温泉で、希望の時間にスタンバイしてくれてありがたい。
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鹿やイノシシ料理を少し心配したが、とても美味しかった。酒が進みいつものように爆睡。
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2月22日(水)
 人吉を中心とするこのエリアは「相良700年が生んだ保守と進取の文化 ~日本でもっとも豊かな隠れ里~」として日本遺産に2015年に登録されている。その為なのか立派な神社や寺の楼門がたくさんある。もう少し時間をかけて回ってみたい地域だなぁと思いながら帰路についた。
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 帰り道に人吉城に寄って、700年の説明を眺めて少し理解できた。人吉城歴史館@200円
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 最後に、相良藩田という蕎麦屋さんでランチ、美味しかった。
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