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2017年1月25~27日 島原半島の旅

1月25日
筑後川昇開橋(全長507m) 重要文化財として残され、現在も稼働している。誰のため?
渡れるのは人だけ、時刻も決められているが無料で渡れる。旧国鉄の佐賀線だったそうである。
県名を冠にした鉄道の廃線。様々な人の思いがあったのだろうなと想像しながら晴天の冬空に観光する。
 ドロンパ? オバケのQ太郎に登場するアメリカお化け? なぜ道の駅なのだろうか?
調べてみると、佐賀市南部地域(川副・諸富・東与賀・久保田)を「ドロンパ王国」と名付けたらしい。ちなみに国王は「ムツゴロウ」だそうだ。
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http://www.shoukaikyou.com/

 寒波の影響で白化粧した普賢岳を諫早湾の堤防から望む。一般道路を陸上から島原に向かうには、大変便利な堤防道路だ。しかしながら時々通行止め期間があり、遠回りさせられるので事前に確認しておきたい。今回は1月27日から通行止めであった。
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 雪の普賢岳。今回は夕方と朝のシーンを眺めることができた。
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 今日の宿は、東洋九十九ベィホテル。
対応、設備、価格に大満足。夕食には郷土料理が準備されており、冷酒・普賢岳に心地よく爆睡。部屋からは美しい朝日が望めた。私は夜明け前に撮影に出かけ快晴の空に朝日を浴びる普賢岳を撮る。
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1月26日
 はじめて島原市内観光に向かう。武家屋敷には観光客向けの無料駐車場があり、しかも見学も無料の武家屋敷街を通り抜けて島原城に至る。なぜか溝を流れる水が美しい。
 島原城は1616年に松倉重政が奈良県五條市から転勤して来たが、舎宅(日野江城)が古かったので、元和4年(1618年)から7年もかけて新築した自宅だ。島原の乱が1637~38年なので、乱を誘発した重税策や雲仙地獄の拷問は、ここの現場指揮官:松倉重政が行ったのだ。あー恐ろしかぁ~ 転勤後は、南蛮貿易で儲けていたので宗教は黙認していたようであるが、本部(徳川)からの厳しい指導により、本格的にキリシタン弾圧を行った様である。なので島原では嫌われ者だったと思ってみたが、墓も残っており今でも祀られていた。
 松倉重政は1630年小浜温泉で急死している。(57歳)
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 島原城は、明治時代に廃城となり建物は処分されたが、1964年に天守閣を復元し2016年に長崎県指定史跡になっている、来年で建築をはじめてから400年。
 当日は堀の水をポンプで吸い上げて、天守閣に放水する消防訓練が見られた。売店のスタッフも店を閉めて訓練に参加されていたので、観光状態ではなかったがなかなか迫力のある放水シーンでした。
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 島原の商店街にある「かんざらし」のお店には、まねきねこが満載だった。街のあちこちに湧水がありどこも水が美しい、庭の池も湧水が多いそうである。島原市内は街を挙げて観光に取り組む姿勢が感じられ、見ている側にはよく伝わってくる。昼食は「六兵衛」を味わう。
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株式会社 島原観光ビューロー
http://shimabaraonsen.com/

 午後から原城に立ち寄る、晴天に原城から普賢岳を望む。
もしも島原の乱の勝敗が異なっていたら、どんな現世になっていたのか?私には想像力が足らない。そんな事も思いながら、暖かな島原半島を巡る。
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夕刻には小浜温泉に到着し夕日を眺めながら蒸し釜屋で夕食。夕日は美しいダルマ太陽だった。
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 小浜温泉の宿は「なごみのやど 旅館 富士屋」確りした造りの2階建て旅館。歓迎のネーム看板が気持ちを盛り上げてくれる。素泊まりであったが広い部屋に小庭付きで1Fの温泉も小浜の湯そのもの、小浜温泉は私の好きな温泉の一つである。

1月27日
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 小浜温泉を散策する、ここも湧き水が多く美しい。光泉寺は名前通りの美しい湧き水を利用した庭園がお見事。炭酸泉も見学し温泉らしい風情を楽しむ。小浜町歴史資料館を見学(@100円)、小浜温泉の歴史も学べて面白い。源泉から湯を引くパイプに詰まる湯の花に苦労しているお話を聞いて、タダで湯が沸いて毎日温泉でいいな。と思うのは素人の観光客だと再認識。お湯にも管理する人にも感謝。
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 小浜温泉で昼食はトルコライス、午後からは口之津へ。
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 口之津歴史民俗資料館に立ち寄る。@200円、観光客はだれもいなくてとても静かでした。
古い道具が、資料館らしくきれいに展示されおり200円の価値は十分あり、海の資料館には「古野電気」の資料あり、魚群探知機のFURUNOはここから始まった事を知った。
なぜか「与論館」なるものもあり、与論島からの移住者が多くいたらしい。今でも修学旅行などで交流している様子が展示してあった。
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 「おこんご」には遊郭があり、街が繁栄していた事が記されていたので見学に行ってみると、バス停「おこんご」があった。ついでに瀬詰崎までいってみた。ココから自宅まで3時間ノンストップドライブ。(多久ICから唐津経由)
夕刻から仕事。

イオンショップ

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